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所内研修議事録 日時:平成23年11月01日 時間:9:06~11:58 場所:西川税理士事務所内 記録:内田典孝
1.業務内容に関するフィードバック 「日本政策金融公庫様との情報交換会に関する内容について」
担当者より、日本政策金融公庫様との情報交換会に関する内容について以下の通り報告がなされた。 (1)東日本大震災復興特別貸付の特徴について
① 融資対象者
・直接被害を受けた方
・間接被害を受けた方
・その他震災の影響により、売上が減少している方など
②融資限度額、融資期間、利率
・融資対象者に応じて6千万円~7億2千万円の融資限度額
・融資対象者に応じて8年~20年以内の融資期間
・融資対象者に応じて基準利率より一定の引下げ制度あり
(2)金融機関が中小企業に求める経営計画策定の取組内容と中小企業における取組の実態 経営計画策定の取組内容に関する中小企業と金融機関との実態調査に関して以下の項目 についてそれぞれ説明がなされた。
①経営理念、戦略または目標の明確化をしているか
②売上、利益の計画を立てているか
③資金繰り、キャッシュフローの計画を立てているか
④計画を社員と共有し、実現に向けて社内で議論などを行っているか
⑤計画をフォローし、随時修正などを行っているか
⑥計画を立てる必要がない
(3)財務診断サービスについて
日本政策金融公庫様のサービス内容(財務診断サービス)に関して「財務分析」、「収益予測」、「収益計画シミュレーション」のそれぞれの内容について説明がなされた。
2.年間・月間スケジュール管理表の内容確認
年間・月間スケジュール管理表の内容に関して、担当者ごとに以下の項目について進捗状況の報告がなされ、未実施項目があるクライアント様については、早急に実施するように周知徹底がなされた。
(1)翌月巡回監査の実施状況
(2)業績検討会の実施状況 (3)計画作成・承認等の実施状況
3.10月分バランス・スコアカード(アクションプラン)の実践報告
バランス・スコアカードのアクションプランについて、担当者より以下の通り進捗状況等の報告がなされ、未実施の内容に関しては、11月以降、早急に実施するよう担当者ごとに周知徹底を図った。
(1)顧客獲得に向けての営業方法(セミナー開催等)の実施状況について確認した。
(2)業績検討会未実施のクライアント様について確認し、早急に実施するよう徹底した。
(3)他士業との連携に関して上記(1)の営業方法と絡めて強化していくことを確認した。
(4)計画未承認のクライアント様に関して早期に日程調整等を行うことを確認した。
(5)有効な宣伝媒体の活用に関して、再検討し、導入時期等も含めて確認した。
(6)翌月巡回監査未実施のクライアント様に関して、未実施理由等を含めて確認した。
(7)巡回監査支援システムの新規導入企業の確認及び積極的な導入の実施を周知徹底した。
(8)業務ごとのマニュアル作成に関して進捗状況等の報告がなされた。
(9)所内研修の実施状況及び所外講習等への参加状況の確認を併せて行った。
上記項目に関して実践報告を行うと伴に、各項目について課題の抽出及び今後の活動方針等も含めて検討を行った。
4.飯塚毅TKC全国会初代会長の講演会の静聴について
飯塚毅TKC全国会初代会長の講演内容に関して以下の項目を確認しながら静聴した。
(1)事務所職員の低い労働生産性の打破(本論) ① 日本の多くの職業会計人は幼児的発想に立つ→成功しない原因は責任を外部に求めがちな為である。
② 発想の惰性、帳面屋、決算屋の是認体制
③ 極端な原価意識の欠落
④ 巡回監査体制の徹底的確率→相当注意義務
⑤ 全部監査体制の必然性
⑥ 飯塚毅会計事務所の管理文書(巡回監査チエックリスト)の使い方について
・誤記や誤記訂正は逋脱の嫌疑を呼ぶので、伝票(補助簿を除く)の日付、金額、科目、摘要のいずれかに、これを発見したときは、その全部を再起票させたか。
・監査可能性は税法の要件だから、会計伝票と証憑書とには、証第○○号の印を押させ、両者には必ず共通の番号を記入させ、間違いがないことを確かめたか。
・会計伝票と証憑書との突き合わせは、伝票1枚あたり20秒、1時間で180枚という国際的標準速度で終わるように工夫したか→特に交際費について、摘要に事業体との関係の有無について明確に記載されていることを確認すること。
・監査人には、現金伝票はもちろんのこと、取引伝票の起票権はないので、親切に説明し、関与先様を守る為に、自ら起票するよう、丁寧に指導したか→監査人自らが起票してはならない。
・現金の出納残高については、月間のどの日も赤残にはならず、また実際残高と合っていることを確かめたか→赤残となっていないか、特に注意すること。
・当座預金については、当座借越契約のある場合等を除いて、月間のどの日も赤残にならず、また実際残高と合っていることを確かめたか。
・補助簿に誤記訂正があったときは、丁寧に赤線二本を引いて消し、訂正者印を押すように指導したか。
・売上、仕入、売掛、買掛、売手、支手、借入金、仮払金、仮受金、雑収入、雑費等について、いつでも明瞭なように、そして起票漏れがないように、十分な注意を払ったか→チエック対象(勘定科目)を順次増やしていくこと。
・源泉所得税をはじめ、税金納付の遅滞による不利益を受けさせないように、注意や警告の処置をとったか→特に、印紙税について注意すること。
・原始記録の偽造や、売上の除外等については情を知って見逃していた場合には、刑法上自らが共同正犯となるので、この点の合法性に関しては、確信の持てる監査を実施したか。
・巡回監査報告書に「特別報告事項」がないときには、追記できないよう必ず斜線を引いているか。
(2)職員業務の品質管理の改善(本論)
①「書類範囲証明書」、「棚卸資産証明書」、「負債証明書」について飯塚事件を例に挙げ、その意義について説明がなされた。
② 職員業務の品質管理の目的は、是認率の向上と職員(=事務所)の完全防衛である。
(3)信賞必罰体制の構築
会計事務所に勤務した日から、相当注意義務の適用を受けるプロとしての自覚が必要である。
(4)職員教育の組織化 自己変革の一手段が読書である。従って知識は常に実践意思との対決を経て摂取されていかねばならない。それ故、職員に対する読書命令制度というものが必要である。
(5)予算統制の実施
自らの事務所の予算統制も実施できていないようでは、経営指導など出来るはずがないのである。
5.次回の研修内容の確認 次回の所内研修について、以下の内容を行うことを確認した。
(1)業務内容のフィードバックの実施
(2)TKC関連の講演CDの静聴
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